クリニックやサロンで脱毛することが定着しつつある今、脱毛した後のトラブルも多くなってきています。
脱毛効果を実感できないことや肌の腫れや赤み、色素沈着など様々なトラブルがあるなかでも硬毛化というトラブルがあるのをご存知でしょうか。
ここでは脱毛後のトラブルの1つである硬毛化の特長と対処法についてご紹介します。
硬毛化の特長について
硬毛化とは脱毛の施術後に毛が硬くなったり太くなったりすることで、中途半端な出力の光やレーザーの照射により毛根が活性化されて起きる現象です。
うなじや背中など元々の毛が柔らかく細い部分に起きやすいと言われており、一度起きてしまうと長期間にわたって治療が必要になります。
元々の毛が細かったり、施術時に痛みを我慢して受けている人が硬毛化を起こしやすいと言われています。
硬毛化に対する十分な知識を持っていないクリニックやサロンもあり、クレームを言っても説明や処置が不十分なことからもめてしまうことも少なくありませんのでトラブルにも十分に対処できる体制の整ったところで施術を受けることが大切です。
硬毛化の対処法について
①強い出力で照射する
弱い出力が原因と考えられる場合が多いため、強い出力のレーザーを照射することで毛根を叩いてしまう方法です。
しかし硬毛化を悪化させたり火傷や色素沈着の可能性もありますので注意が必要です。
②レーザーの種類を変える
レーザーの種類によっても硬毛化が起きやすい人が分かれているため、他のレーザーに変えて照射することで硬毛化のリスクを減らしそれ以上進行しないようにする方がです。
硬毛化が起きてしまうとサロンでは対応できない場合が多く、処置してくれたとしても全く改善されないことがあります。
納得がいかないかもしれませんが、出来るだけ早く処置した方がストレスをためずにすむので自分のためにも速やかに医療機関を受診することをおすすめします。
脱毛は身近なものになってきましたがトラブルが多いのも事実ですので万が一トラブルが起きた場合でもしっかり対処してくれるところで脱毛を行うことが大切です。