これって脱毛が原因の火傷なの!?
最近の脱毛サロンやクリニックでは光のエネルギーやフラッシュランプを用いた光線による施術が多くなっています。毛根内のメラニン色素に向けて照射されることにより毛根に直接ダメージを与えることができるのです。その結果、毛根から発毛されにくくなり脱毛成功となるのですが、たまに脱毛施術が原因となる火傷をしてしまうことがあります。
レーザー等の光のエネルギーを利用した脱毛方法は基本的には火傷しないように施術者が丁寧に脱毛していきます。しかし、メラニン色素はムダ毛だけでなく日焼けした肌にも含まれており、肌のメラニン色素に光エネルギーを誤照射することで火傷になります。
脱毛後に肌が赤くなったりヒリヒリして痛みが生じた場合は残念ながら脱毛が原因の火傷と言えるでしょう。
脱毛して火傷してしまった時の応急処置は!?
脱毛施術後に少しでも肌が赤くなるなど違和感があったりヒリヒリ感や痛みを感じたりした時は火傷の可能性があります。火傷は初めに適切な応急処置をしないと火傷跡が残ってしまうなど、女性にとっては絶対に避けたい肌トラブルの一つです。
脱毛施術後に火傷かもと感じ取れる症状がありましたら、すぐに水道水で患部を冷やします。洗面器など大きめの容器がある時は水を溜めて水の中で患部を冷やします。これらの容器がないときは蛇口をひねって水を出し患部に直接水が当たらないように患部の周りを冷やしていきます。
火傷の症状により時間は異なりますが大体15分~30分の間、患部の周りを冷やし続けてほてりが治まるのを待ちます。
きれいな肌を取り戻すために!?
人の体には新陳代謝の機能が備わっているため自然に傷を治すことができます。これは、火傷における傷も例外ではなく時間の経過とともに症状が治まり元の姿に戻っていきます。しかし、火傷の傷跡は他のケガよりも傷跡が残る可能性が高いと言われています。
火傷の症状によって対処方は異なりますが、基本的に火傷の傷跡はいつも以上に肌が弱くなっています。そのため、紫外線を傷跡に当てないように注意しましょう。さらに、メラニンを抑制するビタミンCを積極的に摂取する、または必要な時はすぐに軟膏を塗って治癒力を上げましょう。
脱毛の施術が原因で火傷してしまった時は適切な応急処置を行い、適切なアフターケアをしてきれいな肌を取り戻しましょう。